水まつり
昨晩は 水沢の村祭り 「水まつり」でした
水まつりといえば
大人たちは
水まつりまでに二番茶を終わらせられるよう
一生懸命に働いて
おとこしゅ（男衆）はこの日は朝からお酒を飲んでました
おなごしゅ（女子衆）もこの日だけはゆっくり
うちではいつも親戚が遊びにきて
お寿司の出前を取っていました
大きな寿司桶に並んだお寿司とぶどうが食べられる日でした
こどもは 夕飯をすませてお風呂に入り
浴衣を着せてもらって
早々にお宮さんへいきます
露店のお菓子や風船釣りをしに行くのです
これが おさないころの 水まつりの風景でした
水まつりは お諏訪踊りといって
太鼓を抱えて跳躍する勇壮な踊りを奉納します
青年団のお兄さんたちは
おじさんたちにお酒を飲まされて踊るので
ふらっふら
頭を振って踊っているうちに酔いが回って
観衆の中へなだれ込んでいく
それが面白くっておじさんたちは大喜び
村の祭りは娯楽の少なかったころの
唯一の楽しみだったのだと思います
いまじゃ不謹慎ということなのか
こじんまりとしすぎてしまいました
正直 つまんない（不謹慎ですみません）
そのかわり、文化の継承ということで
小学生、中高生の踊りができました
お諏訪踊りの歴史は古く
来年は300周年なんだそうです
300年！って！！！
今や 地域が統合され、地名も変わり、
それまでの伝承が消えて行く中にあって
素晴らしいことだと思います
扇状地の上にあり、水が乏しかった水沢に
用水路（瀬戸用水）を作るために
私財をなげうち尽力した辻久善をしのび
おどったのが始まりとか
全国各地に太鼓を持って振り回す踊りが見られます
どこかで繋がっているのでしょうか
また調べてみたいと思います
今日も朝から蝉時雨
暑くなりそうですね
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