雨水

如月19日〜   雨水  雪が雨へと変わり 雪解け水が田畑を潤します
農作業を始める目安でもあるこのころ

初候は 土脉潤起 つちのしょううるおいおこる
今日はその名のとおり 雨
そぼふる優しい雨は しっとりと土にしみいり
芽吹きを促しているよう

中国では初候は
獺魚を祭る(かわうそ うおを まつる)

かわうそくんは この頃になると
氷が溶けた川にもぐり
獲物をとっては潜りをくりかえし
とった獲物が川岸に並べられて
まるでお供えのように見えることから
こういわれるのだとか

日本酒に「獺祭」という名前のお酒がありますが
ここからきたのかと思いきや
もう少し深い意味があったようです
詳しくはhttps://www.asahishuzo.ne.jp/dassai/origin.html


お雛様は雨水を目安に出すといいそうですよ
町中におひなさんを飾って見せてくれるところが増えてきました
華やいだ気分にさせてくれます

梅は咲いたか、桃屋はまだかいな・・・・(笑)
つい こう言ってしまいますが
本当は
「梅は 咲いたか桜はまだかいな 柳やなよなよ風しだい
山吹や浮気で 色ばっかりしょんがいな
あさりとれたか蛤やまだかいな 
鮑くよくよ片想いさざえは悋気で 角ばっかりしょんがいな
柳橋から小船を急がせ舟はゆらゆら波しだい 
舟から上がって土手八丁吉原へご案内」

こちらのページには解説がありました
https://kiyuumi.com/archives/2014/03/post_765.php
〈以下転載〉 
【解説】
 明治五年に流行した俗曲『しょんがえ節』が  
江戸端唄となり、江戸小唄に採り入れられたものである
梅、桜、柳、山吹の春から初夏への樹木をとらえて
その色あいや枝ぶなどを面白く自然のままあらわしたもので、
太鼓などを入れて下座音楽などに使われ有名である。
梅と桜 は昔から美しいもの、またよいもののならんでいることを
味している。
「柳なよなよ」とあるからここではしだれ柳の事で
風に少しも逆らわずに巧みに受け流すことをあらわしている。
山吹は一重のものは、山野に自生し、八重のものは庭に栽培せられて
その色は黄色で俗に山吹色などどいわれ、
小判のこがね色を意味しているが実がならないので、
ここには「色ばっかりしょんがいな」と唄って仕様がないとあきらめている。
世の中の多くの人々の心事を花や木にたくして唄ったものである。

水沢でも梅がほころび始めました
先週は雲雀の声もききました

寒さと暖か話を繰り返し
季節は春へと移りゆく
春は喜びの季節でもありますね


やさい懐石はなもも

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